CERC & CAD/CAM冠
one day Treatment CREC(セレック)
セレックとは?
天然歯に限りなく近いセラミックブロックを削り出し、歯を修復します
。
医療先進国のドイツで開発されたコンピュータによって歯の被せ物(セラミック)を設計・製作する機械で行う治療方法で、セラミックで出来たブロックを削り出してその日のうちに被せ物を作り出し、治療を終えることも可能です。
セレック(セラミック)の優位性
歯は噛むことで少しずつ磨耗していきます。
しかし、銀のつめものの場合、歯よりもつめものの方が硬いため、月日が経つと自身の歯の部分だけが磨耗によりすり減り、銀のつめものとの間に段差ができ、そこから再び虫歯となり、銀のつめものが取れてしまいます。
セラミックは、歯にもっとも近い硬さです。
磨耗の度合いも自身の歯と同じように減っていくので、治療したところが虫歯になって取れてしまうことがありません。
他にも様々なメリットがございます
着色や変色、磨耗といった心配がありません。
プラーク(歯の汚れ)がつきにくく、金属アレルギーの心配もないことも大きなメリットです。
また世界中の歯科医に高い評価をされていることも、セラミックの大きなメリットであると考えています。
保険治療は可能ですか?
残念ながら現段階での、日本の医療制度では保険外診療となってしまいます。
それでもセラミックの修復における様々なメリットはコストに見合った治療効果をもたらすものであると、当院では自身を持っておすすめしております。
どのくらい長持ちしますか?
一般的に銀歯の場合、平均5年程度と言われています。
セレックシステムによる修復は10年間で90%の残存率と言う追跡データがあります。
ただし、噛み合わせの強さお手入れ(ブラッシング)によって差が出ますので、定期検診をおすすめいたします。
CAD/CAM冠
CAD/CAM冠とは?
2014年4月1日、歯科用CAD/CAM システムを用いたハイブリッドレジンによる歯冠補綴が先進医療から健康保険に導入され、小臼歯に対し保険適用となりました。
従来の金属製の冠は硬い素材のため、噛み合わせの歯を傷める恐れがございます。
CAD/CAM冠は金属を使わず、適度な硬さのセラミックを用いるため、負担がかかりにくく歯が長持ちします。
また金属を使用しないので見た目も審美的で、プラスチックのような変色もなく、口腔内の明るいイメージを保つことができます。
他にも様々なメリットがございます
適度な硬さで、噛んだ時の衝撃を吸収するため顎への負担が少なくなります。
また、金属と異なり腐食しないため、金属アレルギーの恐れがなく、二次的な虫歯にもなりにくいです。
保険適用
今まで自費治療の場合、およそ6〜8万円していたものが、型取りも含めて
約9,000円程度(3割負担の場合)で治療が可能です。
ご注意ください
また、ブリッジには使えませんのあらかじめご了承ください。